厳選した葉酸サプリおすすめ3選。妊活から授乳期までの選び方も解説

更新日:2025.04.28

妊活中や妊娠中、授乳期の女性にとって葉酸はとても重要な栄養素です。赤ちゃんの健康を守るためにも、厚生労働省は妊娠を希望する段階から葉酸の摂取を推奨しており、食事で取り切れない分はサプリメントでの補給が有効とされています。

しかし、いざ葉酸サプリを選ぼうと思っても、種類が多くてどれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの葉酸サプリをご紹介しつつ、葉酸サプリの必要性や基礎知識、食事で葉酸を十分に取る方法なども併せてお話しします。

これから妊活に臨む方や、妊娠したかもしれないと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

妊活中・妊娠中に葉酸サプリを飲んだほうがいい理由

厚生労働省も摂取をすすめる葉酸は、なぜ女性に必要なのでしょうか。妊活中から葉酸が必要な理由について説明します。

葉酸とはビタミンB群の一種で胎児の発育にも関わる

葉酸は水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に属します。特にDNAの合成や細胞分裂に関与する重要な栄養素であり、生命の根幹を支える役割を持っています。

体内で新しい細胞が盛んに作られる時期、たとえば妊娠初期の胎児の発育などでは、とくに多くの葉酸が必要とされます。

そのため、妊活中や妊娠を望む女性にとっては、日常の食事の中で意識的に摂取しておくことが推奨されているのです。

赤ちゃんの神経管閉鎖障害を防ぐため

葉酸の重要性が特に注目されている理由のひとつが、胎児の先天異常「神経管閉鎖障害」の予防効果です。

神経管とは、胎児の脳や脊髄となる器官の元となる組織で、妊娠初期のごく早い段階(受胎から約28日以内)に形成されます。

この時期に葉酸が不足していると、神経管の形成がうまくいかず、二分脊椎や無脳症といった重大な障害を引き起こす可能性があるのです。

厚生労働省はこのリスクを軽減するため、妊娠を希望する女性に対して、通常の食事とは別に1日400μgの葉酸をサプリメントなどで補うことを推奨しています。

食事だけで必要な葉酸の量をまかなうのは難しい

毎日の食事から必要な葉酸の量を十分に摂取できるのが望ましいのですが、実はそれが難しいのです。

葉酸はほうれん草やブロッコリー、レバーなどに多く含まれていますが、非常に熱や光に弱く、調理過程で50%以上が失われることも珍しくありません。

さらに、忙しい毎日の中で、バランス良くこれらの食材を摂ることは簡単ではありません。

そのため、必要量を安定して確保するためには、吸収率が高く、計量もしやすいサプリメントの活用が有効なのです。

葉酸サプリの基礎知識

葉酸サプリとはどのようなものなのか、これから試してみたいと思っている方へ、基礎的な知識を解説します。

葉酸サプリは薬ではなく健康食品

まず大前提として、葉酸サプリは「薬」ではなく「健康食品」に分類されます。特定の病気を治療するものではなく、あくまで栄養補助を目的とした製品です。

食品ですから、病院で処方される薬とは異なり、医師の診断なしで購入、摂取が可能です。

ただし、安全性や継続性は比較的高い一方で、

  • 飲めば絶対に妊娠できる
  • 病気が治る

といった効果を期待するものではないことを理解しておきましょう。

葉酸サプリは、妊娠を希望する女性や妊婦さんの栄養をサポートする日々の備えとして、無理なく取り入れるのがポイントです。

モノグルタミン酸型とポリグルタミン酸型の違い

葉酸には大きく分けて2つの型があり、サプリメントに含まれているのは「モノグルタミン酸型」、食材に自然に含まれているのは「ポリグルタミン酸型」です。

モノグルタミン酸型は体内での吸収率が高く、安定した量を摂取できるのが特徴です。一方、ポリグルタミン酸型は消化・吸収のプロセスで分解が必要なため、体内で利用されるまでにやや時間がかかります。

厚生労働省が推奨している1日400μgの葉酸も、モノグルタミン酸型を基準としています。そのため、葉酸サプリを選ぶ際は「モノグルタミン酸型を使用しているか」をチェックすることが大切です。

葉酸の発見と名前の由来

「葉酸」という名前にはちょっとした歴史が隠されています。

1930年代、貧血の治療法を研究していたイギリスの研究者ルーシー・ウィルスが、酵母エキスの中に、貧血に有効な成分が含まれていることを発見します。この時点では、「ビタミンM」と名付けられます。

その後、ほうれん草の葉からも貧血改善に有効な成分があることがわかり、これを「folic acid(フォリックアシッド)」と名付けました。

「folium」はラテン語で「葉」を意味しており、これがそのまま日本語では「葉酸」と訳され、現在に至っています。

今でこそサプリメントで手軽に摂れる葉酸ですが、発見当初は栄養失調や貧血の予防において重要な鍵となる成分だったのです。

葉酸サプリはドラッグストアや通販で購入できる

葉酸サプリは、特別な処方がなくてもドラッグストアやネット通販で簡単に購入できます。店頭では妊娠・授乳サポートコーナーに並んでいることが多く、価格帯や成分構成、メーカーもさまざまです。

インターネットでは比較的安価な商品から、成分にこだわった高価なものまで幅広く販売されており、定期便など継続しやすい購入方法も増えています。

選ぶ際は価格だけでなく、含有量や製造の安全性をしっかり確認することが大切です。信頼できるブランドかどうかも、選定の重要な基準となるでしょう。

葉酸サプリのおすすめ

市販されている葉酸サプリは数多く存在しますが、その成分や価格、サポート体制は商品ごとに大きく異なります。

ここでは、口コミでも人気の高い3つの葉酸サプリについて、それぞれの特徴やおすすめポイントをご紹介します。

⟺ スクロールできます
特徴 ベルタ葉酸サプリ mamau(ママル)葉酸サプリ mitas(ミタス)葉酸サプリ
葉酸含有量 480μg(モノグルタミン酸型酵母葉酸) 400μg 400μg
価格(税込) 初回:1,980円(2回目以降3,980円、通常価格5,980円) 初回:3,980円(2回目以降4,980円、通常価格5,500円) 初回:3,980円(2回目以降4,980円、通常価格5,500円)
定期購入の縛り 6回までの購入が必須 なし なし
粒の形状 タブレット タブレット(直径9mm・厚さ4mm以下) タブレット(直径9mm・厚さ4mm以下)
主な特徴や他の成分 27種のビタミン・ミネラル、20種のアミノ酸、23種の野菜も配合 無添加処方・GMP認証工場製造 産婦人科医・管理栄養士の推奨あり 鉄・カルシウム・DHA・ビタミンB群など 腸内環境を整えるラクトフェリンや食物繊維を配合 つわり中でも飲みやすい小粒タイプ。 高麗人参、なつめ、陳皮、生姜など和漢植物素材配合 乳酸菌、ミネラルなどを配合し体の回りをサポート

ベルタ葉酸は酵母葉酸を高配合

ベルタ葉酸サプリは、妊活中から授乳期まで幅広く対応した総合型の葉酸サプリメントです。

特徴は、吸収率の高い「モノグルタミン酸型葉酸」を480μgも配合していることです。

しかもその葉酸は、吸収率の高いモノグルタミン酸型葉酸を酵母に取り込ませて発酵したという、酵母葉酸です。体内に長時間とどまるため、吸収率が違います。

他にも、鉄分・カルシウム・ビタミン類・ミネラルなど妊婦に必要な栄養素を合計83種類も含んでいます。さらに、GMP認証工場での製造という安心感もあります。

20日返金保証もついており、開封済み、飲みかけでもOKなので、初めてでも安心して利用できる葉酸サプリです。

項目 内容
価格 初回1,980円
用量 120粒(約30日分):1日4粒
葉酸配合量 480μg

mamau(ママル) 葉酸サプリは妊娠初期〜後期におすすめのサプリ

mamauは、葉酸400μgに加えて、鉄分・カルシウム・DHA・ビタミンB群などの妊娠初期に必要とされる栄養素をバランスよく配合したサプリです。

大きな特徴は、便秘薬や風邪薬が飲めない妊婦さんのために、乳酸菌や食物繊維を配合していること。さらに、鉄分やカルシウム、マグネシウムなども配合されているので、妊娠中に不足しがちな栄養素をバランスよく取ることができるサプリです。

そして、つわり中でも飲みやすい小粒タイプなのも人気の秘密です。

匂いが少なく、胃にやさしい処方になっているため、サプリのサイズや香りに敏感な妊婦さんから高い支持を得ています。「無理なく、続けやすい」サプリを探している方におすすめの一品です。

クレジットカード払いにしておけば、開封・未開封を問わず、15日間の返金保証もあり、安心です。

項目 内容
価格 初回3,980円
用量 120粒(約30日分):1日4粒
葉酸配合量 400μg

mitas(ミタス) 葉酸サプリは妊活期に特化した葉酸サプリ

mitasは妊活から妊娠初期に特化した葉酸サプリです。ポカポカ和漢素材で、温活力を高めるサポートをしてくれます。

妊活中や妊娠初期は、冷えは大敵。女性はもともと冷え性の人が多いですから、葉酸を摂りながら体を温められるのが、mitasの人気の秘密です。

他にも、ヘム鉄、亜鉛、乳酸菌、ビタミンなど、20種類以上もの栄養素が配合されており、体内バランスを整えるための土台作りを大切にするサプリです。

クレジットカード払いにした場合、開封・未開封を問わず、15日間の返金保証もあり、安心です。

項目 内容
価格 初回3,980円
用量 120粒(約30日分):1日4粒
葉酸配合量 400μg

安心して続けられる葉酸サプリの選び方

葉酸サプリは、毎日飲み続けるものだからこそ、赤ちゃんとママのために、安心して飲み続けられるかどうかが何よりも重要です。

ただ葉酸が入っていれば良いわけではなく、その成分内容や品質、製造体制、価格など総合的に見て、自分に合ったものを選ぶ必要があります。

葉酸の含有量を確認する

まず基本となるのが、1日あたりの葉酸含有量です。厚生労働省は、妊娠を希望する女性に対してモノグルタミン酸型葉酸を400μg/日の摂取を推奨しています。

市販の葉酸サプリの中には、推奨量に達していない商品や、記載が曖昧なものもあるため、必ずパッケージや公式サイトで含有量をチェックしましょう。

過不足なく摂ることが、葉酸の力を正しく活かす第一歩です。

葉酸以外にも妊婦に良い栄養素が配合されているか

葉酸だけでなく、妊娠期には鉄分・カルシウム・ビタミンB群・DHAなどの栄養素も必要です。

妊娠中は、栄養バランスに気をつけて食事をとっている人が多いですが、つわりでこれらをすべて食事から摂るのが難しい方もいるでしょう。

そんなとき、必要な栄養素を一緒に補える「総合サポート型サプリ」は特におすすめです。普段の食事を考えてみて、足りていないなと思う栄養素が含まれているサプリを選びましょう。

無駄な添加物が入っていないか

妊娠中は体が敏感になるため、余計な添加物が入っていないことも大切なポイントです。

  • 合成着色料
  • 香料
  • 保存料
  • 甘味料

などの不要な添加物は、可能であれば避けた方が安心です。

商品によっては「無添加」を謳っていても、詳細を見ると、加工助剤やフィルムコーティング剤が使われている場合もあります。

成分表はできる限り細かく確認し、必要のない成分が含まれていない製品を選びましょう。

GMP認証マークがついているか

サプリメントの品質を判断する大きな手がかりとなるのが、「GMP認証」の有無です。

GMPとは「Good Manufacturing Practice(適正製造規範または優良製造規範)」の略で、原材料の受け入れから製品の出荷まで、すべての工程で高い品質管理が行われていることを示す証です。

認証マークのある商品は、

  • 衛生面
  • 成分の均一性
  • 安全性

の面において一定の基準を満たしており、安心して利用できます。

続けやすい価格のものを選ぶ

どんなに良い成分が入っていても、高すぎて続けられないのでは意味がありません。

葉酸サプリは数ヶ月単位で継続することが効果を発揮するカギですから、自分の家計に無理のない価格帯の商品を選ぶことも非常に重要です。

ネット通販なら、定期便の割引が用意されていたり、初回限定価格が安く設定されていたりするケースも多いため、コスパと内容を見比べながら検討するとよいでしょう。

赤ちゃんとママのための正しい葉酸サプリの摂り方

せっかく葉酸サプリを摂るのであれば、効果的なタイミングや摂り方を押さえておくことが大切です。

葉酸は一度に大量に摂ってもすべてが吸収されるわけではなく、日々の摂取リズムや体調に応じた工夫が必要です。

葉酸サプリは妊活中から飲んでおこう

葉酸の摂取は「妊娠がわかってから」では少し遅いといわれています。

なぜなら、神経管が形成されるのは妊娠4週ごろまでと非常に早く、妊娠に気づいた頃にはすでに神経管の形成が進んでいる可能性があるからです。

そのため、妊活を始める段階からサプリでの摂取を開始しておくことが推奨されています。

厚生労働省も、妊娠の1か月以上前からの摂取を推奨していますので、妊活を始めたら、サプリも始めておくと安心です。

葉酸サプリを摂るタイミングは食後がベスト

葉酸は水溶性ビタミンのため、空腹時に摂ると吸収されにくい、または胃に刺激を感じることがあります。

ですので、食前や食間よりは、食後に飲むのが最も吸収率が高く、体への負担も少ないとされています。

特に朝食後や夕食後など、習慣化しやすい時間に摂ると忘れにくく、続けやすいでしょう。飲み忘れ防止のために、食卓にサプリを置いておくのもおすすめです。

1度にまとめて飲むより複数回に分けて飲む

葉酸の1日あたりの摂取推奨量は400μgですが、一度に大量に摂っても体内に蓄積されず、余分な分は尿として排出されてしまいます。

朝と夜の2回に分けて摂ることで、より効率的に吸収されやすくなります。サプリの摂取量が2粒以上に分かれているタイプであれば、分けて飲むのも一つの方法です。

体調や胃腸の調子に合わせて調整しましょう。

多胎妊娠=人数分飲む、のではない

双子や三つ子などの多胎妊娠の場合、「赤ちゃんの人数分、葉酸も倍に増やすべき?」と思う方もいますが、必ずしも人数分の葉酸量が必要なわけではありません。

サプリメントの必要摂取量は、あくまで母体の代謝量や体調、医師の判断に基づいて判断することが大切です。

サプリメントの過剰摂取は副作用のリスクもあるため、多胎妊娠中の方は自己判断せず、医師や管理栄養士と相談しながら摂取量を調整するようにしましょう。

持病の薬を飲んでいる人は主治医に相談してから

薬を常用している方や、持病の治療を受けている方は、葉酸サプリの摂取についても慎重になる必要があります。

葉酸はビタミンの一種ではありますが、薬との相互作用が起こることもあります。

素人判断せず、必ず主治医に相談してから摂取を始めるようにしましょう。安全性を第一に、無理のない方法で取り入れることが大切です。

妊活〜授乳期までの時期別の栄養サポート

女性の体は、妊活期から妊娠、出産、そして授乳期へと、大きく変化していきます。それぞれの時期に必要とされる栄養素も異なります。

ここでは、各段階で意識して摂りたい栄養素と、葉酸の役割を詳しく見ていきましょう。

妊活期:妊娠しやすい身体づくりのための栄養素

妊活中は、健康な卵子の育成とホルモンバランスの安定がカギとなります。葉酸は細胞分裂やDNA合成を助ける働きがあり、卵子の質を保つためにも不可欠な栄養素です。

また、

  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • 亜鉛
  • 鉄分

などもホルモンの調整や貧血予防に役立ちます。

葉酸サプリの中には、こうした妊活期をサポートする栄養素をバランスよく配合したタイプもあるため、妊娠準備の一環として積極的に取り入れるとよいでしょう。

妊娠初期・中期・後期:時期ごとに変わる必要量と栄養バランス

妊娠初期(〜16週頃)は、胎児の器官形成が進む最重要時期です。特に葉酸の摂取が神経管閉鎖障害のリスク低減に効果的とされており、1日400μgの摂取が強く推奨されています。

中期以降になると、赤ちゃんの骨や血液の形成が本格化するため、カルシウム・鉄分・たんぱく質の摂取も意識しましょう。

また、つわりが落ち着く時期には食事の質を高め、体重が増えすぎないよう注意も必要です。

お腹が大きくなるにつれ、「水を飲んでも太る」といわれるくらい、体重が増えやすくなります。食事を抜いてはいけませんが、食べ過ぎには注意です。

後期は、出産に備えて貧血予防が重要となるため、鉄と葉酸の同時補給が特に効果的です。

産後・授乳期:葉酸の必要性と不足リスク

出産を終えても、ママの体には栄養が必要です。特に授乳期は赤ちゃんに母乳を通じて栄養を届けるため、ママ自身の栄養状態がそのまま赤ちゃんの成長に影響を与えます。

葉酸は赤血球の生成を助け、体の回復をサポートする働きもありますから、産後も引き続き摂取するとよいでしょう。

また、授乳によって失われる鉄やカルシウム、ビタミン類も忘れずに補給してください。疲れやすさや肌荒れが気になる場合も、栄養の見直しが必要なサインです。

葉酸サプリはこの時期の栄養サポートとしても、非常に心強い味方となってくれます。

葉酸サプリの副作用と過剰摂取の影響

葉酸は水溶性ビタミンであり、通常の食事やサプリから適正量を摂取する限り、健康への悪影響はほとんどないとされています。

しかし、過剰に摂りすぎると、体調に影響を及ぼす可能性もゼロではありません。安心して摂取を続けるためにも、葉酸の適量とリスクについて知っておくことが大切です。

とりすぎなければ副作用の心配はない

基本的に、葉酸は安全性が高いビタミンであり、厚生労働省が推奨する1日400μgの摂取量を守っていれば、副作用の心配はありません。

葉酸は水溶性ですから、体に不要な分は尿とともに自然に排出されます。胎児への影響はもちろん、母体への負担も少なく、安心して継続できます。

ただし、体質によっては一時的にお腹がゆるくなるなどの軽い反応が出る場合もあるため、体調を観察しながら摂取を進めるのが理想です。

過剰摂取で吐き気、下痢、肌荒れなどの症状が出ることもある

サプリメントで葉酸を摂取する際に気をつけたいのが、1日あたりの上限量を超えないことです。厚生労働省では、モノグルタミン酸型葉酸の耐容上限量を1,000μg/日と定めています。

この量を超えて継続的に摂取した場合、

  • 吐き気
  • 腹部の不快感
  • 下痢
  • 肌荒れ

といった症状が現れることがあります。

必要以上の摂取は避けた方が安全です。特に、複数のサプリを併用する場合は、合計摂取量を確認しましょう。

喘息発症リスクとの関連性

一部の海外研究において、妊娠中の葉酸過剰摂取と子どもの喘息リスク上昇の関連が指摘されたことがあります。

ただし、これらの研究結果はまだ限定的であり、摂取量が極端に多いケースにおいて報告されたものが中心です。

現在の日本の摂取基準(400μg/日)に従っていれば、このようなリスクが高まる可能性は非常に低いとされています。

「多ければ良い」という発想ではなく、適切な量を守ることが葉酸サプリを安全に活用するポイントです。

葉酸サプリに関する誤解

葉酸サプリは妊活・妊娠において非常に有用な存在ですが、ネットやSNS上には誤解や極端な意見も多く見受けられます。

誤った情報に振り回されず、正しく葉酸を活用するためにも、正しい知識を身に付けることが大切です。

葉酸サプリは飲まないほうがいい

「葉酸サプリは体に悪い」「飲みすぎると危険」という声も一部で見かけますが、これは過剰摂取や誤った使用方法に基づいた偏った意見です。

適切な量(1日400μg)を守って摂取する限り、葉酸サプリは母体と胎児の健康を守るための有効な手段です。

特に、神経管閉鎖障害の予防に関しては、厚生労働省も明確にサプリの摂取を推奨しています。正しい使い方をすれば決して「飲まないほうがいい」ものではありません。

葉酸は妊活中しか飲めない

「妊娠するまでの間に飲めばいい」「妊娠したらやめるもの」と思っている方もいますが、これは誤解です。

葉酸は、妊娠初期の胎児の器官形成に重要な栄養素であり、妊娠がわかった後も引き続き摂取が必要です。さらに妊娠中期・後期では貧血予防や細胞の再生、授乳期には母体の回復と母乳の栄養補給にも関係してきます。

つまり、葉酸は妊活期から産後まで、長期にわたりサポートしてくれる栄養素なのです。

葉酸サプリを飲めば妊娠できる

「葉酸サプリを飲めば妊娠率が上がる」「サプリだけで妊娠できる」という誤解も根強くありますが、葉酸には妊娠を成立させる効果そのものはありません。

葉酸サプリは、あくまで、妊娠を望む女性の体を整え、胎児の健康な発育をサポートするためのものです。

妊娠を希望する場合は、葉酸サプリに加え、生活習慣の改善や排卵周期の把握、ストレス管理なども含めてトータルでの妊活が重要です。葉酸サプリはその中のひとつとして、健康な妊娠の土台づくりをサポートしてくれる存在です。

サプリだけに頼らない!食事からも葉酸を摂ろう

葉酸サプリは非常に有効な手段ですが、日々の食事からも葉酸をしっかりと取り入れることが大切です。

特に野菜や豆類などには天然の葉酸が豊富に含まれており、他の栄養素と一緒に摂れるというメリットもあります。

効率よく葉酸を摂れる食材

葉酸は緑の野菜を中心に、さまざまな食材に含まれています。とくにおすすめの食材はこちらです。

  • 枝豆・モロヘイヤ・ほうれん草・ブロッコリー
  • アスパラガス・小松菜・春菊・カリフラワー
  • 納豆・豆腐・おからなどの大豆製品
  • レバー(豚・鶏)※食べすぎには注意
  • いちご・アボカド・バナナ・オレンジ

【取り入れ方のアイデア】

  • 朝食に「納豆+小松菜入り味噌汁」
  • 昼食に「ブロッコリーとツナのサラダ」
  • 夕食に「鶏レバーと根菜の煮物」や「豆腐と春菊のあんかけ」
  • おやつに「いちごとヨーグルト」や「バナナスムージー」

葉酸は水に溶けやすく、さらに熱や光にも弱いという繊細な性質を持っています。

調理の際に加熱しすぎると、50〜70%もの葉酸が失われてしまうこともあるため、以下のような調理法の工夫がポイントです。

  • さっと茹でる(1〜2分):長時間加熱を避け、栄養素の損失を最小限に
  • 蒸す・電子レンジで加熱:水に溶け出しにくく、葉酸をしっかりキープ
  • スープや味噌汁など汁ごと食べられる料理にする:溶け出した葉酸も無駄なく摂取
  • 生で食べられる食材はサラダやスムージーに:調理による損失ゼロで効率よく吸収

忙しいときは冷凍野菜やカット野菜を活用して、調理時間を短縮するのもおすすめです。ちょっとした工夫で、葉酸をもっと賢く、そしておいしく取り入れていきましょう。

天然葉酸(食材)と合成葉酸(サプリ)の違い

天然葉酸は食材に含まれている「ポリグルタミン酸型」で、体にやさしく他の栄養素と一緒に摂取できますが、吸収率は約50%前後と低めです。

一方、サプリに使われる合成葉酸「モノグルタミン酸型」は、吸収率が約85%と高く、安定した摂取が可能です。

そのため、食事とサプリを上手に併用することが、効率よく葉酸を補う最も現実的な方法です。

葉酸以外にもママと赤ちゃんのために摂りたい栄養素

葉酸に加えて、以下の栄養素も妊活・妊娠期・授乳期には特に意識して取り入れたい成分です。

  • 鉄分:貧血予防に。レバー・赤身肉・あさり・ひじき・大豆など
  • カルシウム:骨の形成に。牛乳・小魚・小松菜・チーズ
  • ビタミンB12:葉酸と協力して造血をサポート。魚介類・卵・肉類
  • たんぱく質:体の材料に。肉・魚・豆類・卵
  • DHA・EPA:脳や神経の発達を支える。青魚・えごま油など

こういった栄養素を無理なく取り入れるためには、1日3食の中に1品でも意識して組み込むことがポイントです。以下は、忙しい妊婦さんでも実践しやすい献立の一例です。

食事 メニュー例 主な栄養素
朝食 納豆ごはん 小松菜と豆腐の味噌汁 プレーンヨーグルト+いちご 牛乳 葉酸・鉄分・たんぱく質 カルシウム・ビタミンC
昼食 ブロッコリーとツナのサラダ ひじきの煮物 卵焼き 雑穀ごはん 葉酸・DHA・鉄分 ビタミンB12・ミネラル
夕食 鶏レバーと根菜の甘辛煮 サバの塩焼き 春菊と油揚げのごま和え みそ汁(豆腐・わかめなど) 鉄分・DHA・葉酸 カルシウム・ビタミンD・B群

「全部を完璧に!」ではなく、1日トータルでバランスよく摂る意識が大切です。

冷凍野菜やレトルトの煮物、魚の缶詰なども上手に取り入れれば、手軽に栄養価の高い食事が実現できます。

忙しい時は、ミールキットや冷凍食品、離乳食用の素材パウチも便利に活用しつつ、できる範囲でプラス1品の意識を持つだけで、栄養バランスはぐっと良くなります。

男性も葉酸を摂るべき?パパのための栄養知識

葉酸といえば「女性のための栄養素」というイメージが強いかもしれませんが、実は男性にも関わりの深い栄養素です。

特に妊活中のカップルにとっては、パートナーである男性の健康状態が妊娠率や赤ちゃんの発育にも影響を与える可能性があることが分かってきました。

精子の質と葉酸の関係

葉酸の摂取が精子のDNA損傷を減らし、精子の質を改善する可能性があることが示されているという説もありましたが、最近では、男性の葉酸摂取と不妊は関係ないとする調査結果もあります。

男性が葉酸サプリを服用することで、出生率の向上につながるのか、まだ明確な結果が出ていないといったところでしょう。

しかし、葉酸が不足している男性では、染色体異常を持つ精子の割合が増える可能性があるとされており、健康な妊娠を目指す上でも、男性側の栄養状態は決して無視できません。

とくに加齢やストレス、生活習慣の乱れによって精子の質が落ちやすい30代以降の男性には、葉酸をはじめとする抗酸化栄養素の摂取がすすめられています。

共同で妊活を進める夫婦のための栄養管理

妊活は決して女性だけのものではありません。男性も自身の体づくりを意識することで、パートナーとともに前向きに妊活に取り組むことができます。

葉酸以外にも、男性にとって重要な栄養素には以下のようなものがあります。

  • 亜鉛:テストステロン(男性ホルモン)の合成や精子の運動性に関与
  • ビタミンC・E:精子の酸化ストレスを軽減する抗酸化ビタミン
  • セレン・L-カルニチン:精子の形成・活性化に役立つ成分

最近では、「男性用妊活サプリ」として、こうした栄養素を配合した製品も登場しています。

とはいえ、まずは食事からバランスよく栄養を摂ることが基本です。夫婦で一緒に健康的な生活習慣を見直すことが、結果的に妊娠率の向上や妊活疲れの軽減にもつながります。

「ふたりで妊活をしている」という気持ちを大切に、サプリや栄養の知識を共有し合うのも、良いパートナーシップの一歩になるでしょう。

葉酸サプリのおすすめについてよくある質問とその回答(Q&A)

葉酸サプリについてよくある疑問や質問とその回答をまとめました。

葉酸サプリのおすすめはどれですか?

おすすめの葉酸サプリは、ライフスタイルや体質によって異なりますが、今回ご紹介している3つの予算サプリは続けやすいと人気が高いです。

  • ベルタ葉酸
  • mamau(ママル)
  • mitas(ミタス)

どれも厚生労働省が推奨するモノグルタミン酸型葉酸を400μg配合しており、鉄分やビタミンB群など、妊婦さんに必要な栄養素をバランスよく含んでいるのが特徴です。

サプリは、価格や粒の大きさ、無添加処方など、毎日続けやすいかどうかも選ぶ基準になります。何を重視したいかを明確にすると、自分に合ったサプリが見つかりやすくなります。

葉酸サプリは本当に必要ですか?

はい、必要です。特に妊活中や妊娠初期の女性には、食事だけでは不足しやすい葉酸を補う手段として、サプリが効果的です。

葉酸は胎児の神経管の正常な発育に欠かせない栄養素であり、摂取が不十分だと「神経管閉鎖障害」などのリスクが高まることが分かっています。

厚生労働省も、妊娠の可能性がある女性に1日400μgのサプリでの葉酸摂取を推奨しています。

普段の食事が不規則だったり、野菜が苦手な方は特に、葉酸サプリでしっかり補うことが安心につながります。

葉酸サプリを飲めば赤ちゃんの病気は防げますか?

葉酸サプリは、特定の病気を完全に防ぐ」ものではありませんが、神経管閉鎖障害のリスクを下げる効果があることははっきりとわかっています。

この障害は妊娠初期、胎児の脳や脊髄が作られるごく早い時期に起こる可能性がありますが、葉酸を十分に摂取することでそのリスクを約35〜70%軽減できるというデータもあります。

葉酸は守りの栄養として、妊娠前からの摂取がカギとなります。ただし、すべての病気を予防できるわけではないので、栄養管理や生活習慣もあわせて整えることが大切です。

葉酸サプリはいつから飲めばいいですか?

理想的には、妊娠を希望する1か月以上前からの摂取が推奨されています。

なぜなら、胎児の神経管は妊娠4週ごろにはすでに形成が始まっており、妊娠に気づいた時にはそのタイミングを逃している可能性が高いためです。

妊娠が分かってから慌てて飲み始めるのではなく、「そろそろ赤ちゃんが欲しいな」と思った時点で葉酸サプリを取り入れておくと安心です。

妊娠の有無に関係なく、妊活の一環として日々の習慣にするのが理想的です。

葉酸サプリはいつ飲めばいいですか?

葉酸は水溶性ビタミンのため、食後に摂ることで吸収率が高まり、胃への負担も少なくなります。時間帯としては、朝食後や夕食後など、毎日決まったタイミングで飲むと習慣化しやすく、飲み忘れ防止にもつながります。

1日2回以上に分けて飲むタイプのサプリであれば、朝と夜に分けて摂るのも良い方法です。体質によっては空腹時に飲むと胃がムカムカすることがあるため、基本は食後がベストです。

ご自身の生活リズムに合わせて、無理なく続けましょう。

葉酸サプリはいつまで飲めばいいですか?

葉酸サプリは、妊娠が判明した後も妊娠中期〜後期、さらには産後・授乳期まで継続するのが理想です。

妊娠初期は神経管の発育支援が目的ですが、中期以降は赤血球の生成や胎児の成長、後期は出産に向けた体力づくりに役立ちます。産後や授乳中も、葉酸は母乳やママの体の回復に欠かせない栄養素です。

つまり「妊娠したら終わり」ではなく、「妊娠中もその後も続けてOK!」というのが基本です。

葉酸サプリの吸収率はどのくらいですか?

葉酸には「天然(ポリグルタミン酸型)」と「合成(モノグルタミン酸型)」があり、サプリに使われているのは「モノグルタミン酸型」です。

このモノグルタミン酸型は吸収率が約85%前後と非常に高く、天然葉酸(約50%前後)より効率的に体に取り込まれます。

そのため、食事だけでなくサプリを併用することで、必要量を確実に摂取できるのです。ただし、吸収率は個人差や体調、他の栄養素とのバランスによっても変わるため、毎日の摂取習慣が大切です。

葉酸サプリに副作用はありますか?

基本的には適量を守っていれば、葉酸サプリの副作用はほとんど心配いりません。水溶性ビタミンのため、余分な分は尿として排出されるからです。

ただし、体質によっては一時的に胃のムカつき・下痢・吹き出物といった軽い不調が出ることがあります。

これは過剰摂取やサプリの添加物が合わないことが原因のケースが多いため、成分を見直したり、別の製品に切り替えたりすることで解決する場合もあります。

心配な症状が続く場合は医師に相談しましょう。

葉酸サプリを長期服用するとどうなりますか?

葉酸は長期間にわたって摂取しても、用量を守っていれば基本的に安全な栄養素です。

むしろ妊活・妊娠・授乳と、1〜2年以上の長期で必要とされるため、継続することが推奨されています。

ただし、1,000μg/日を超えるような摂取を長く続けると、ビタミンB12欠乏症の発見が遅れたり、まれに神経症状が出たりするリスクがあるとされているため、過剰摂取には注意が必要です。

自己判断で複数のサプリを併用する際は、合計摂取量を必ず確認しましょう。

葉酸サプリをやめるとどうなりますか?

葉酸サプリを途中でやめても、すぐに体に異常が出るわけではありませんが、胎児の発育や母体の栄養状態に影響を与える可能性があります。

特に妊娠初期や授乳期に葉酸が不足すると、貧血や疲労感、回復の遅れを感じる方もいます。

また、胎児にとっては神経管の形成や細胞分裂に不可欠な栄養素であるため、自己判断で中断するのは避けるのが安心です。

体調や飲みにくさなど理由がある場合は、医師や助産師と相談のうえで調整していきましょう。

葉酸サプリと鉄分サプリは併用してもいいですか?

はい、葉酸と鉄分は併用しても問題ありません。むしろ妊娠期においては、葉酸と鉄分はどちらも赤血球の生成に関わる重要な栄養素であり、一緒に摂ることで貧血予防や胎児の健やかな発育に役立ちます。

ただし、サプリを2種類以上飲む場合は、成分の重複に注意が必要です。たとえば、葉酸サプリにも鉄分が含まれていることが多いため、合計摂取量が過剰にならないよう確認しましょう。

市販のマルチビタミンサプリでも葉酸は摂れますか?

市販のマルチビタミンサプリにも葉酸が含まれていることはありますが、配合量が少ないケースが多く、妊活・妊娠期に必要な400μgには届かないことがほとんどです。

また、マルチビタミンの場合、1粒に多くの栄養素を詰め込んでいるため、葉酸以外の成分が体質に合わない可能性もあります。

妊娠を目的とした葉酸補給には、妊婦向けに作られた専用の葉酸サプリを選ぶのが安心です。どうしてもマルチビタミンを使いたい場合は、葉酸含有量を必ずチェックしましょう。

海外製の葉酸サプリは安全ですか?

海外製の葉酸サプリにも優れた商品はありますが、成分の表示方法や基準が日本と異なる点に注意が必要です。

とくにアメリカ製は「葉酸」ではなく「folic acid」表記であることが多く、単位がmcgではなくIUやmgの場合もあります。

また、一部製品には添加物や成分量が不明確なものもあり、妊娠中には不安が残ることもあります。できれば日本国内で製造されたGMP認証付きの製品を選ぶのが安心です。

妊娠していなくても葉酸サプリを飲んでいいですか?

もちろん、妊娠していなくても葉酸サプリを飲むことは可能で、特に妊娠を希望している女性や月経のある女性には積極的にすすめられています。

葉酸は造血やホルモンバランスの調整、肌や髪の健康にも関わるため、美容や体調管理の面でも非常にメリットの大きい栄養素です。

また、妊娠がわかってからでは遅い時期に神経管が形成されるため、「妊活期からの摂取」が理想とされています。

双子や多胎妊娠の場合、葉酸の量は増やすべき?

双子や三つ子などの多胎妊娠では、通常より栄養の需要が高まるため、葉酸も不足しないよう特に注意が必要です。

とはいえ、人数分を単純に倍量摂取する必要はなく、基本は1日400μgを目安にしつつ、医師の判断で必要に応じて調整するのがベストです。

自己判断で過剰に摂取してしまうと、吐き気や下痢など副作用のリスクもありますから、多胎妊娠中は産婦人科医と連携し、サプリの選び方や摂取量を都度確認することが大切です。

葉酸サプリは妊娠する前から飲み始める!

今回は、葉酸の基本知識や選び方、食事とのバランスの取り方などについて、幅広く解説しました。

妊活や妊娠中において、葉酸は赤ちゃんとママの健康を支える大切な栄養素です。特に妊娠初期には、胎児の神経管の正常な発育に関わるため、妊娠を希望する段階からの摂取が推奨されています。

現代の食生活では必要量を食事だけで補うのが難しいことから、吸収率の高いサプリを積極的に活用していきましょう。

サプリは薬ではなく、日々の暮らしをサポートしてくれる存在ですが、だからこそ、自分に合った製品を無理なく、安心して続けることが大切です。

葉酸サプリは妊娠してからではなく、妊活中から取り入れるものです。今日から少しずつ、赤ちゃんとママのために、葉酸サプリをうまく取り入れていきましょう。

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