遺伝子検査

検査は生涯に一度で構いません。
これからはオーダーメイド医療の時代であり、予防医療においてもゲノム情報の活用が求められています。
個人個人に合った食事や運動 日常活動を持続することで、癌の予防、生活習慣病の予防が可能です。

成人の2大死因は、心筋梗塞、脳卒中に代表される動脈硬化症と癌です。

動脈硬化症は、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などの生活習慣病を基礎として動脈硬化が進行して起こります。
そこに動脈硬化関連遺伝子も関わってきます。
一部の人には、他の人よりも日常活動をするためのエネルギーが少し少なくて済むタイプの遺伝子(倹約遺伝子)を受け継いだ人がいます。こういった方は生活習慣病になりやすい と言われています。


LTA : 心筋梗塞が起こりやすい
MTHFR:血中のホモシステインが増加し、血管内皮機能が障害されやすい
Cx37: 血管障害が進みやすい
など

癌とは、自分自身の細胞が自己増殖能を獲得し癌細胞化し、生体の防御機構を突破し増殖に抑制がきかなくなったのが癌です。癌化の原因となる遺伝子には細胞分裂を促進する癌遺伝子と、遺伝子の傷修復時に分裂を抑制する癌抑制遺伝子があります。
kーras 遺伝子は、 膵臓癌で効率に認められています。

他方、癌細胞には後天的な様々な遺伝子異常が効率に見られます。
これらの遺伝子異常により、癌細胞の転移のしやすさ、抗癌剤の効果に違いが生じることが知られています。

*参考文献:オーダーメイド医療をめざした生活習慣病の遺伝子診断ガイド
第2版
山崎 義光

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※検査結果レポートの送付には、2~3週間ほどお時間をいただいています。

検査でわかること

運動と栄養プログラム

遺伝子のタイプから、「肥満」「酸化ストレス」「高血圧・血管障害」「コレストロール」「メタボ・糖尿病」「血栓」「免疫」「骨粗しょう症」の8つ遺伝子分類ごとに分析することで、運動療法や栄養療法、さらに、生活習慣改善のポイントがわかります。ポイントをもとに、運動や食事などの生活を見直しましょう。

  • 肥満
  • 酸化ストレス
  • 高血圧・血行障害
  • コレステロール
  • メタボリック・糖尿病
  • 血栓
  • 免疫
  • 骨祖しょう症

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