食物に対する感受性は、大きく２つに分類されます。

即時型アレルギー（Ig E）

即時型はアレルギー源に接触後、ごく短時間に反応します。喉の腫れ、蕁麻疹、胃痛、喘息、動悸などの症状は即時型食物アレルギーが考えられます。
このアレルギーは即時性のため原因が比較的特定しやすいですが反応した食品は完全に避けることが望ましいです。

遅延型アレルギー（IgG）

一方の遅延型タイプはアレルギー反応が出るまで数時間から数日かかるため原因が見つかりにくい特徴があります。
このタイプのアレルギーは「隠れアレルギー」とも呼ばれ、気づかないうちに健康を害し慢性疲労や頭痛、肥満、皮膚トラブル、消化不良といったさまざまな慢性症状の原因になっている可能性があります。

当院ではこの「遅延型」を検査する「遅延型食物アレルギー検査」を行っております。
上記のような体調不良にお悩みの方は、一度遅延型食物アレルギー検査を受けてみてはいかがでしょうか。
意外な原因が判明するかもしれません。

検査では、96品目の食物に対するIgM/IgA/IgG各抗体の血清濃度を測定できます。また、IgGの結果はその濃度によって判断され、反応無し、低い、中程度または高いという判定数値で報告されます。

サンプルレポートはこちら

およそ３〜４週間後に結果が届きます。